背中のこりや痛みは、単なる筋肉疲労ではなく、
姿勢・関節・筋肉・自律神経など、さまざまな要因が重なって起こります。
デスクワークやスマートフォンの使用で背中が丸まった姿勢が続くと、肩甲骨の動きが制限され、周囲の筋肉が硬くなり、血流が悪化します。
冷えや疲労、長時間の同じ姿勢によって背中の筋肉が硬くなると、血流が滞り、疲労物質がたまり、こりや痛みが長引きます。
背骨(胸椎)、肩甲骨、肋骨などの関節の動きが悪くなると、周囲の筋肉が必要以上に働き、慢性的な張りや痛みが出ます。
精神的な緊張やストレスが続くと、背中の筋肉が無意識に緊張し、こりや痛みを感じやすくなります。
胃腸や肝臓などの内臓の疲労が、背中の重だるさや鈍い痛みとして現れることがあります。
背中のこり・痛みは、背中だけの問題ではないことが多く、体の土台である下半身の状態が大きく影響します。
足首が硬くなると、立位や歩行時の衝撃吸収が不十分となり、骨盤や背骨に余計な負担がかかります。
硬くなると骨盤を後ろに引っ張り、猫背の姿勢をつくります。この骨盤の傾きによって、背骨や背中の筋肉に負担が集中します。
股関節がスムーズに動かないと、日常動作(前屈・起き上がる・歩くなど)で背中の筋肉が補うため、疲労やこりが蓄積します。
骨盤が傾くと、背骨がまっすぐ支えられず、背中の筋肉に持続的な緊張がかかります。
肩甲骨の動きが硬いと、腕や肩を動かすたびに背中の筋肉が余計に引っ張られ、慢性的なこりが悪化します。
姿勢を整える(胸を開き、あごを軽く引く)
肩甲骨を動かすストレッチ(肩を回す、背伸びなど)
湯船につかり、背中や下半身をしっかり温める
足首やハムストリングスをやさしく伸ばすストレッチ
深呼吸で自律神経を整える
当院では、背中をほぐすだけではなく、
足首 → 股関節 → 骨盤 → 背骨 → 肩甲骨
というように全身の関節の連動をみながら調整を行います。
硬くなった関節をやさしく動かすことで、背中の筋肉にかかる負担を減らす
血流と神経の働きを改善し、自然治癒力を高める
姿勢を保ちやすい体へ導く
このように、背中のこりや痛みの根本改善をサポートします。
背中のこりや痛みは、局所だけではなく、全身のバランスの乱れが背景にあります。
特に足首やハムストリングスの硬さ、骨盤の歪みを改善することが重要です。
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