背中の痛み

背中のこり・痛みの原因と対策

背中のこりや痛みは、単なる筋肉疲労ではなく、
姿勢・関節・筋肉・自律神経など、さまざまな要因が重なって起こります。


主な原因

1. 姿勢の乱れ(猫背・巻き肩・長時間の座り姿勢)

デスクワークやスマートフォンの使用で背中が丸まった姿勢が続くと、肩甲骨の動きが制限され、周囲の筋肉が硬くなり、血流が悪化します。


2. 筋肉のこわばり・血流の低下

冷えや疲労、長時間の同じ姿勢によって背中の筋肉が硬くなると、血流が滞り、疲労物質がたまり、こりや痛みが長引きます。


3. 関節の動きの制限

背骨(胸椎)、肩甲骨、肋骨などの関節の動きが悪くなると、周囲の筋肉が必要以上に働き、慢性的な張りや痛みが出ます。


4. ストレスや自律神経の乱れ

精神的な緊張やストレスが続くと、背中の筋肉が無意識に緊張し、こりや痛みを感じやすくなります。


5. 内臓の疲れや不調

胃腸や肝臓などの内臓の疲労が、背中の重だるさや鈍い痛みとして現れることがあります。


体の他の部位が関わるケース

背中のこり・痛みは、背中だけの問題ではないことが多く、体の土台である下半身の状態が大きく影響します。


足首(足関節)

足首が硬くなると、立位や歩行時の衝撃吸収が不十分となり、骨盤や背骨に余計な負担がかかります。


ハムストリングス(もも裏の筋肉)

硬くなると骨盤を後ろに引っ張り、猫背の姿勢をつくります。この骨盤の傾きによって、背骨や背中の筋肉に負担が集中します。


股関節

股関節がスムーズに動かないと、日常動作(前屈・起き上がる・歩くなど)で背中の筋肉が補うため、疲労やこりが蓄積します。


骨盤と仙腸関節

骨盤が傾くと、背骨がまっすぐ支えられず、背中の筋肉に持続的な緊張がかかります。


肩甲骨

肩甲骨の動きが硬いと、腕や肩を動かすたびに背中の筋肉が余計に引っ張られ、慢性的なこりが悪化します。


 対策とケア

日常生活でできるセルフケア

  • 姿勢を整える(胸を開き、あごを軽く引く)

  • 肩甲骨を動かすストレッチ(肩を回す、背伸びなど)

  • 湯船につかり、背中や下半身をしっかり温める

  • 足首やハムストリングスをやさしく伸ばすストレッチ

  • 深呼吸で自律神経を整える

 

当院では、背中をほぐすだけではなく、
足首 → 股関節 → 骨盤 → 背骨 → 肩甲骨
というように全身の関節の連動をみながら調整を行います。

  • 硬くなった関節をやさしく動かすことで、背中の筋肉にかかる負担を減らす

  • 血流と神経の働きを改善し、自然治癒力を高める

  • 姿勢を保ちやすい体へ導く

このように、背中のこりや痛みの根本改善をサポートします。

 

 

背中のこりや痛みは、局所だけではなく、全身のバランスの乱れが背景にあります。
特に足首やハムストリングスの硬さ、骨盤の歪みを改善することが重要です。

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