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○オリンピック種目になったサーフィン
世界的な新型コロナウイルス騒動の中で、2020年は予定されていた東京オリンピック・パラリンピックは延期しましたが、今回初めてオリンピック競技として採用されたものに、サーフィンがあります。サーフィン自体は、例え行ったことがなくても、ご存知だと思います、いわゆる「波乗り」というやつですよね。
簡単に言えば、ボードの上で波に乗るスポーツです。
セーリングが風と利用するのに対して、サーフィンは波を利用して水面に乗っていきます。ハワイ育ちのスポーツで、ハワイ出身の水泳の金メダリスト、ディーク・カハナモクが世界に広めたと言われていて、彼はサーフィンの父とも呼ばれています。
日本でも、サーフィンスポットでは多くの方が、一年中、波に乗っておられます。しかし、競技となると、いったいどのような基準、ルールで勝ち負け、順位が決定されるのか、案外ご存知ない方が多いのではないでしょうか?
○サーフィンにはどんな種類があるの?
まず、サーフィンと言っても、使用するボード、板には色々な種類がありますが、サイズによって次の3つに分けられます。
・ショートボード
・ファンボード
・ロングボード
使用されるボードは、ロングボードと呼ばれる9フィート(約274センチ)以上のものと、比較的歴史の新しいショートボード6フィート(約183センチ)、中間の長さのファンボードからなり、ロングボードはボード上を歩くテクニックが中心となり、ショートボードはターンなどの細かい操作をすることができます。
○サーフィンの競技ルール、採点方法は?
多くの人が、それぞれのレベルで楽しむサーフィンですが、競技となるとどのようなルール、採点方法で、勝ち負けや順位をつけるのでしょうか?
スピードや速さ、高さといった数字で表すことのできるもので競われるものではありません。そういった要素も含めて、審判員が色々な要素を総合的に判定して採点を行う、採点競技なのです。
採点競技と言えば冬のオリンピックのフィギュアスケート、夏ならば、シンクロナイズドスイミングや飛込競技があります。
サーフィンでは、具体的には次のようなことが採点ポイントになるようです。
・技の難易度
・技の種類や組み合わせ、独創性
・全体的な流れやスピード、パワー
・波の難易度
この中で、波の難易度というのは、難しい波で技を成功させることができれば、その方が高い得点を勝ち取ることができるということになります。
そして、一定の時間の中で、これらのポイントに基づいて採点を行うようです。
サーフィンのルール、マナーの中でも、最も大切なことは、「1つの波に1人のサーファー」「他人の波を横取りしない。」といったものがあります。これは、競技においても同じことです。
○東京オリンピックでのサーフィンは?
サーフィンは、今回の東京で初めてオリンピック競技として採用されたわけですが、どのようにして行われるのでしょうか。
使われるボードはショートボードになります。
予選ラウンドでは、4メン・ヒートと言って一度に、だいたい4人の選手で競技を行い、上位2人が勝ち残っていくというシステムになっています。
決勝では、2人の選手で競技が行われていくようです。制限時間は30分程度になるようで、各選手は25本まで波に乗ることができ、点数の高い2本の合計点が、その選手の得点ということになります。
採点は5人のジャッジによって行われることになります。
会場は、千葉県の釣ヶ崎海岸サーフィンビーチが予定されています。
〇サーフィンの強豪国は?
サーフィンの強豪国と言えば、やはりルーツであるアメリカとオーストラリアになります。しかし最近ではブラジルや南アフリカ、フランスといった国々からもトッププレーヤーが出ているようです。
・切り傷、挫傷―フィンや岩で損傷することがあります。
・捻挫—波の力で損傷、海底で損傷することがあります。
・骨折
・脱臼
・打撲―サーフボードにぶつかる事もあります。
・クラゲや魚などによる負傷
・肩痛―パドリングで痛める
・首痛
・腰痛—体の冷えによる血行不良、パドリング時やテイクオフ時の身体を反らせる姿勢で腰に負担がかかる、波待ちの姿勢で腰に負担がかかる、波の力により負傷。
・防寒対策—ウエットスーツ・ブーツ・グローブなどの使用
・準備体操
・波待ちや日常での姿勢に気をつける
・腰痛に関係する筋肉のストレッチ(腸腰筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、梨状筋など)
・身体のメンテナンス(ゆがみを作らない、疲労をためない)
・パドリング、テイクオフでのフォーム(左右や前後のバランス、左右の腕・肩・肩甲骨から体幹の連動性)
・筋力強化
以上が腰痛対策になります。腰痛対策を行いサーフィンを楽しみましょう。
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